こんにちは!
今日は、私が「海の教育事業」委員長を務める、社会貢献団体Jアナーズにて、コロナウイルスにより休学となってしまった、全国の小中高校生のみなさんに対して、オンライン課外授業「みんなが知りたい海の話ーアシカ編ー」を開催させていただきました!
たくさんの子供たちが参加してくれたので、リアルタイムで対話をしながら、本格的な課外授業のように、進めることができました。
アシカの話に入る前に、
◆アシカはオーストラリアのパースという町で出会ったということ
◆日本とオーストラリアの位置関係
◆オーストラリアでは、物価が高いということ
(日本ではラーメンは約1000円ですが、オーストラリアでは2000円近く(20〜25AUDの例え話をしました)
◆オーストラリアと日本は国土面積が20倍違うこと
◆アシカとアザラシの違い
◆アシカの食べ物の好物はロブスターということ
などを説明しました。
その後、2020年2月に撮影してきたばかりの映像を使用して作成した動画を公開。
補足説明をしながら、みんなで鑑賞しました。
実際の動画はこちらから(約5分)
https://www.youtube.com/watch?v=uTFJrc0GFnY
※これから様々が動画を配信していきますので、チャンネル登録していただけたら嬉しいです
その後、アシカクイズを開催しました。
子供たちは、動画の前に説明した、アシカとアザラシの違いや、オーストラリアの知識も完璧に覚えていて、質問が簡単すぎたかな?と思ってしまったくらい(笑)
そのほかにもたくさんの追加質問攻めにあい・・・
こちらが
「むずかしい質問しないでね(笑)」
なんて、冗談を交えながら進んでいきました。
追加で出た質問は
◆アザラシの生まれた時の体重は?
◆アシカやアザラシの天敵はなに?
◆アシカのひげ以外のひげ(アザラシなど)はどんな役割があるのか?
など、様々!
子供の着眼点ってそこなんだ!と、こちらも勉強させられることばかりでした。
一緒に授業をご覧になっていたお母様からは、
◆メキシコにもアシカがいるけど、違いはなにか?
というご質問もいただき、大人でも楽しんで聞いていただけたみたいで、
初日にしては大成功だったのではないかという印象です。
授業後のアンケートにも、
■今日の感想や先生へのメッセージをお願いします。
楽しかった。
■これからどんな先生に授業を受けてみたいですか?
もう一回かおるこ先生おねがいします。
もっと海のこと知りたい。
■今日の感想や先生へのメッセージをお願いします。
小2の妹と見て楽しかった!
学校いらないかもと思った
■これからどんな先生に授業を受けてみたいですか?
いろんな仕事のお話聞きたいです
デザイナーさんとか。
保育士さんとか。
シェフとか。
などのようにたくさんの感想も送っていただけました!
子供に聞いてもらうにはどうしたらよいかを考え、思いついたのが
「最初にクイズを出すよ」とあらかじめいうこと。
そうすることにより、子供の競争心を引き出し、楽しむだけでなく、勉強の意識なく、知識を吸収してくれると、普段、イルカやアシカなどを泳ぐスペシャルトリップでの経験から思っていましたので、実践してみると、それが大当たり。
なにより、子供たちが最後の最後まで、
「もうひとつ質問いいですか!?」
と興味を持ってくれたことが、本当に嬉しく、講師冥利に尽きるなと感じました。
中でも今回は、動画の中に
「右足が切断されてしまったアシカ」の映像を入れました。
いきなりハードルが高いのかなと思ったのですが、お母さんから、「うちの子は、足が切れてしまったアシカのことを気にしていました。考えるきっかけをありがとうございました」というメッセージが個別で何件かいただけました。
私の取り組みは、最終的に、子供たちに環境問題を考えられる大人になって欲しいということもあります。子供たちに理解は難しいかもしれないと思っていたのは、大人の勝手な考えで、子供たちはちゃんと理解できているのだと反省しました。
実際の動画はこちらから(約5分)
https://www.youtube.com/watch?v=uTFJrc0GFnY
※これから様々が動画を配信していきますので、チャンネル登録していただけたら嬉しいです
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次回は、イルカやクジラの話に興味を持っていた子がいたので、それらの生き物のお話をしていきたいと思っています。
見逃し配信は、https://www.youtube.com/watch?v=MYtl8NRKAw0
授業がまるっとみれます!
プレスリリースが出たばかりの授業でしたので、どのくらいの方が集まってくれるのか、正直不安なところもありましたが、SNSでも、楽しかったと個別メッセージがたくさん届き、見てくださった方に本当に感謝いたします。
プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000051879.html
また今回はJアナーズとママカメラマンとのコラボ企画とのことで、双方のメンバーの皆さんでサポートをしあいながら進めております。
コロナウイルスで、先がどうなるか不安な中、今までの専門知識が子供たちの役に立つのはとても嬉しいことなので、次回も楽しみに準備をしていきたいと思っています。
世界の生き物と泳ぐスペシャルトリップにご興味のある方はこちらからご覧ください。
http://takaji-ochi.com/
アシカは0才の赤ちゃんも参加してくれたことがあり、子供が一番参加できるトリップなので、今回最初の授業の題材にしました。
子供たちも「アシカと泳ぎたい〜泳げるの?」と興味津々でした。
でも、子供のころの経験は、大人になってからの価値観に大いに影響しますので、ひとりでも多くの子供が、こういった自然や生き物に興味を持ち、可能であれば、体験させてあげる、そのサポートをしたいと改めて思いました。
現地でこのようなガイドをしてから8年になりますが、当時から「子供たちや、これから生まれてくる子供たちに、今私たちができている経験をさせてあげられるように、残し、守り、伝えたい」と言ってきました。
はじめましての子供たちに課外授業ができて、トップバッターに選んでいただいたJアナーズのメンバーにも感謝しています。
これからもっと一緒に貢献活動ができることを楽しみにしています!
Jアナーズ 海の教育事業 稲生薫子
海の教育事業はこちら(Jアナーズ公式HP内)
https://j-announcers.com/archives/distinations/sea
稲生Instagram(世界の海のことを更新しています)
https://www.instagram.com/kaoruko_inou/